毎日使っているビジネスチャット「Slack」の内蔵AIアシスタント「Slackbot」が、大幅なアップデートを発表しました。
これまでは通知の受け取りや簡単な返答をこなす補助ツールでしたが、今後は戦略立案・データ入力・他社AIとの連携まで担う「AIチームメイト」へと進化します。
IT部門がない中小企業でも、Slackを使っているだけでAIの恩恵を受けやすくなる、大きな転換点です。
Slackbotに追加された4つの新機能
今回の発表で特に注目すべきは、次の4点です。
① 分析機能「Deep Thoughts(ディープソーツ)」
社内の会話やデータをもとに、戦略立案や意思決定の補助を行います。
経営判断のヒントを、日常使いのチャットツールの中から得られるようになります。
② デスクトップでの自動データ入力
メールや資料の内容を、別のシステムへ自動で転記してくれます。
手入力の手間が大幅に減り、転記ミスも防げます。
③ 他社製AIとの連携ハブ
ChatGPTや各種業務AIエージェント(AI自動化ツール)をSlackに繋いで、ひとつの画面で管理できるようになります。
使っているAIツールが多いほど、この機能の恩恵が大きくなります。
④ 会議中のリアルタイムCRM更新
CRMとは「顧客管理システム」のことです。商談や打ち合わせをしながら、AIが自動で顧客情報を記録・更新してくれます。
会議後の入力作業がほぼなくなるため、営業チームの負担が大きく減ります。
中小企業が今すぐできること
- 自社のSlackプランを確認する 新機能は段階的に有料プランで提供されます。まず「自社は何プランか」を確認するだけで、次のアクションが見えてきます。
- 会議後の手入力作業をリストアップする 議事録・CRM更新など、会議後に手作業でこなしている業務を洗い出してみましょう。自動化の有力な候補になります。
- 使っているAIツールを整理する すでに複数のAIツールを使っているなら、Slackをハブにまとめることで管理が一本化できます。
AIはいよいよ「使う道具」から「一緒に働く存在」へと変わりつつあります。
まずはSlackの現在のプランを確認し、使える機能から少しずつ試してみるのが第一歩です。
