AIがパソコンの画面を見て、マウス操作やキーボード入力まで代わりにやってくれる――そんな自動化ツール「OpenWork」が新たに登場しました。

これまで同様の機能は有料サービスなしでは使えませんでしたが、無料でオープンソース(誰でも中身を確認・改変できるソフトウェア)として公開されています。

IT専門部門がない中小企業でも、コストをかけずに業務の自動化環境を作れる可能性が広がっています。

「デスクトップ操作をAIに任せる」が、ついに無料で現実になった

「OpenWork」は、AIに対してパソコンの操作指示を出せるツールです。

たとえば「このフォルダのファイルを種類別に整理して」「毎朝このページを開いてデータを記録して」といった指示を出すと、AIが実際に画面を操作しながら処理を進めてくれます。

これまで同様の機能を持つ「Claude Cowork」というツールがありましたが、利用には「Claude Code」という有料サービスへの加入が必要でした。

「OpenWork」では、利用するAIサービス(AIプロバイダ)を自由に選べるしくみになっています。

無料で使えるAIを選べば、ランニングコストゼロで運用できます。

また、オープンソースのため、必要に応じて機能をカスタマイズすることも可能です。

中小企業が今すぐできること

  • 繰り返し作業をリストアップしておく
    毎日・毎週行っている定型業務(ファイル整理、データ転記、フォーム入力など)を書き出しておくと、自動化できそうな作業が具体的に見えてきます。
  • 「無料で使える選択肢がある」と把握しておく
    今すぐ導入しなくても、コストゼロの自動化ツールが存在すると知っておくだけで、業務改善の提案がしやすくなります。
  • 導入はIT支援者に相談する
    現時点では設定にある程度のIT知識が必要です。社内に詳しい人がいない場合は、外部のIT支援者に相談するか、ツールがより使いやすくなるのを待つのが現実的です。

業務自動化の壁がまた一つ低くなりました。

「AIに作業を代わりにやってもらう」未来は、少しずつ誰にでも手の届く場所に近づいています。